妊娠8ヵ月になると、いよいよ妊娠後期に突入です。そろそろ出産にむけて準備を始める頃ですね。個人的には、妊娠8ヵ月に入ってからが一番、身体の変化が顕著にあらわれてきた気がします。今日は、私が経験した妊娠8ヵ月目の身体の変化をご紹介します。
妊娠8ヵ月はいつから?
妊娠8ヵ月は、妊娠28週0日〜31週6日の期間を指します。いよいよ妊娠後期に入り、ママのお腹がより大きくなることで、腰痛・貧血など、さまざまな症状に悩まされることが多くなります。
わたしが感じた身体の変化

- お腹が重く感じる
- 歩いていると腰やおしりにピキっとした痛みがくる
- 寝返りが苦しい
- 体温が高い
- 寝汗をすごいかく
- 足がむくむ
- 胎動の種類が増え、さらに強くなる
- 赤ちゃんの位置や動きが分かるようになる
- 1時間も同じ体勢で座っていられなくなる
- 夜中3時間おきにトイレに起きる
- 頻尿になる
- 赤ちゃんに膀胱を触られオシッコが漏れそうになる
- 乳首から母乳らしき汁がでる
とにかく多い!!笑
これまでの妊婦生活で、この妊娠8ヵ月の身体の変化が、圧倒的に一番多いです。胎動の種類が増えるなど、赤ちゃんの成長を感じられるうれしい変化もありますが、ほとんどがママの身体の不調の変化です…。
では次に、実際わたしが実践している解決策をご紹介します!
身体の変化との向き合い方

- お腹が重く感じる
- 歩いていると腰やおしりにピキっとした痛みがくる
⇒【腹帯+トコちゃんベルト】で解決!

腰痛は、ほとんどの妊婦さんに共通するお悩みなので、日本企業がビジネスチャンスとばかりに、性能のいい骨盤サポートグッズが数多く販売されています。少し昔だとさらしを巻くのが一般的でしたが、今はマジックテーブで簡単に止められる仕様のものが主流です。病院でも販売している場合もありますし、アカチャンホンポやベビザラス、西松屋などにも置いてあります。(価格はピンきりですが、安いものだと2,000円〜。)
- 寝返りが苦しい
- 足がむくむ
⇒【抱きまくら+着圧靴下】で解決!

お腹が大きくなってくると、ほんとうに体勢をひとつ変えるのも一苦労…。そこで便利なのが、抱きまくらです。昔は、ひとりで寝る寂しさを紛らわすだけの役目だった抱きまくらですが、妊婦の今は、これが想像以上に役に立ちます!ただ、夏は暑いので、メッシュタイプのものがオススメです。
足のむくみの原因は、ママの体内の血液量が増えることで体内の水分量が増えることと、大きく前にせり出したお腹が、足の付根にある太い血管を圧迫することが主な原因です。なので、着圧靴下をはいて、足元を高くすることで少し楽になります。大きめのブランケットなどを敷いてみてください。
- 体温が高い
- 寝汗をすごいかく
⇒【クーラー27℃+パジャマを着替える】で解決!

これはもう、どうしようもないです笑。今だけ電気代は気にせず、クーラーをうまく活用して室内温度を調整してください。基本的に、寝汗をかくこと自体は悪いことではありません。ただ、妊娠によってお肌が敏感になっているので、シャワーなどでこまめに汗を流して、清潔な状態に保つことをオススメします。
- 胎動の種類が増え、さらに強くなる
- 赤ちゃんの位置や動きが分かるようになる
⇒【コミュニケーションを取るチャンス】です!

足をグーっと押し出したり、ブルブルと震えたり。妊娠8ヶ月は胎動のバリエーションが増えてくる時期です。今が赤ちゃんとコミュニケーションを取る絶好のチャンス!優しく押し返したり、話しかけてあげてください。ママの声はしっかりと赤ちゃんに届いていますよ。
ちなみに、携帯のバイブレーションのようにブルブルブルっと震えているのは、赤ちゃんがオシッコをしているときです。私が初めてブルブルを感じたのは、妊娠7〜8ヵ月頃で、地震かと思いました…笑 また、定期的にピクピクピクと動いているのは、赤ちゃんがしゃっくりをしているとき。小さな成長が感じれてうれしいですよね!
- 夜中3時間おきにトイレに起きる
- 頻尿になる
- 赤ちゃんに膀胱を触られオシッコが漏れそうになる
⇒【尿意は我慢しないこと】が大事です!

こちらも、もうどうしようもない事です。赤ちゃんが大きくなるのと比較してママの子宮も大きくなり、周りの臓器たちが圧迫されていきます。特に、膀胱・大腸・直腸・胃・横隔膜などは、子宮にグーっと押され、ママが不快感を感じることもあります。なにより、尿意をがまんすると膀胱炎になってしまうので、少しでも尿意を感じればすぐトイレに行きましょう。
- 乳首から母乳らしき汁がでる
⇒【ママになるための身体の準備】が進んでいる証拠です!

乳房をギュッとおすと、乳首から透明、もしくは白っぽい汁がでたりします。これは正確には母乳ではなく分泌液です。心配することはなく、ママの身体が順調に産後にむけての準備をはじめている証拠です。注意しなければならないのは、妊娠37週以前は乳房を刺激してはいけないということです。乳房を刺激すると子宮が収縮し、お腹が張りやすくなり切迫早産に繋がる可能性があります。
また、同じ時期に、乳首に白いカスのようなものがついている場合があります。これは、垢なのでそのままにしておくと、乳腺がつまったりすることがあります。お風呂にはいるときなどに、柔らかいガーゼで拭きとってください。
最後に

正直、妊婦は身体の変化が多すぎてしんどいです。ですが、ママの身体に変化が起きるということは、お腹の赤ちゃんが成長しているという証拠!お腹の赤ちゃんと二人きりでいられるのは、たったの10ヵ月だけです。今を大切に、自分の身体の変化ときちんと向き合って、待ちに待った出産のその日までがんばりましょう!
レイカ
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