GBSってなに?母体・胎児への影響と出産時のリスク

先日、28w4dの妊婦検診でおこなったおりもの検査で、GBS菌に陽性反応がでました。

GBS菌とは?

GBSとはGroup B Streptococcusの略で、日本ではB群連鎖球菌と呼ばれている細菌です。 妊婦さんの約10 % が保有していると言われ、膣内に常在している比較的弱い菌です。

引用元:点滴の投与で防げる?新生児GBS感染症とは

GBSの感染経路は?

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GBSの感染経路でいちばん多いのが経口感染です。つまり、食事を含む衛生的な問題から生じるとされています。手などに付着した菌が胃腸を通じて直腸まで到達し、肛門や皮膚を経て、会陰や腟内に住み着きます。GBSは一過性(一時的)な菌であり、その妊娠で陽性でも、次回の妊娠で再び陽性になる確率は約40%、つまり60%は自然消失する菌ということです。

母体・新生児への影響は?

母体への影響

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GBSは比較的弱い菌なので、妊婦さん自身には特に影響はありませんしかし、全く悪さをしないわけではなく、ごくたまに膀胱炎や腎盂腎炎といった尿路感染症の原因になりうることもあります。ですが、確率は極めて低いため、特別な治療はしなくても大丈夫です。今回も産院の先生から、薬をもらったりなどは特にありませんでした。安心してください。

胎児への影響

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しかし、免疫力が極めて低い胎児・新生児にとっては脅威となる菌です。GBSは親から子に感染を引き起こす母子垂直感染症の原因病原体です

つまり、破水すると母体腟内のGBSが羊水の中に入り込み、胎児がGBSを含んだ羊水を飲み込んでしまうことで感染します。また、経膣分娩の場合は、胎児が産道を通るときに、直接GBSに接触することで感染します。結果的に、胎児は一定確率でGBSに感染し、肺炎、敗血症、髄膜炎など命に関わる病気に至る可能性があるということです。病状が極度に進行すれば胎児死亡や後遺症の原因にもなります。

胎児のGBS感染症の発症時期

このGBS感染症の発症は、特に生まれてから数時間〜24時間以内が最も多く、1週間以内に発症するケースもあります。これらの「早発型」と呼ばれる場合は、上記の感染症のほか呼吸不全もみられることがあります。生後1週間以上経ってから発症する「晩発型」の場合は、特に敗血症と髄膜炎が多く見られ、肺炎や呼吸不全は少ないとされています。さらには関節炎、筋膜炎や眼・鼻・耳などに炎症が起きていることがあります。

新生児への感染を防ぐ方法は?

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GBS検査が陽性だったとしても、必ず赤ちゃんに感染するわけではありません。母体が持っている抗体を赤ちゃんも引き継いでいるはずだからです。しかし、抗体を持っていない、もしくは、極めて少ない量の抗体しかないという場合もあり、その時には感染のリスクが高くなります。

出産時の対応策

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赤ちゃんへの感染を防ぐために、一度でもGBSが検出されたことがある妊婦さんは、分娩時に抗生物質を使用します。薬剤は陣痛が始まってから、分娩が終わるまで数時間ごとに妊婦さんに点滴をして注入されます。(私は先生から4時間おきに点滴といわれました。)主にペニシリン系の抗生物質を用いますが、アレルギーのある妊婦さんには他種類の抗生物質を使用します。この方法でほぼ感染が防げると言われています。また、GBS感染があっても、必ず帝王切開による出産になるとは限りません

万が一赤ちゃんに感染した場合

赤ちゃんがGBS感染症であると診断された場合、出生時の体重や状態、菌の様子などによって治療法が決定されます。主には抗生物質の投与がおこなわれますが、他の薬と併用する場合もあります。

ですが、安心してください!妊婦さん自身がGBSに感染していても、実際に赤ちゃんに感染する確率は約1%といわれています。ほとんどの妊婦さんはGBSの抗体をもっているため、その抗体が赤ちゃんを守ってくれます。しかし、GBS抗体がない妊婦さんや抗体値が低い妊婦さんの場合は、赤ちゃんに感染してしまう可能性があります。GBS抗体の有無は、血液検査でもわかるので、不安であれば先生に聞いてみることをオススメします。

最後に

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はじめての妊娠・出産は、知らないことばかりで不安だと思います。でも、きちんと妊婦検診を受けていれば大丈夫!先生と自分のお腹の子の生命力を信じて、がんばりましょう!

レイカ

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ABOUTこの記事をかいた人

結婚・妊娠を機にITベンチャー企業の営業を退職、現在は専業主婦。2016年10月に男の子を出産した一児の母です。 妊娠中や子育てで感じたことをマイペースに発信していきます。 ママさんが感じる不安・悩みを解消する手助けになれれば幸せです!