妊娠初期は特に要注意!妊娠・出産のために注意したい感染症について

日常生活においては、多くの細菌やウイルス、寄生虫などにさらされています。妊娠中にこれらの感染が起こると、母体も影響を受けますが、それ以上に抵抗力の少ない未完成のお腹の赤ちゃん(胎児)にはより悪い影響を与えることにもなります。そのため、妊娠中の日ごろの衛生管理は、非常に重要になってきます。

特に、胎盤がまだ完成していない妊娠初期は要注意です!主に気をつけるべき感染症をご紹介します。

食べ物からの感染症

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トキソプラズマ原虫の感染は、生肉や不十分な加熱の肉、そして洗浄が不十分な野菜や果物から起こります。もし妊娠中にトキソプラズマに感染すると、新生児の目や耳に障害を起こしたり、精神発達遅滞が見られることがあります。このため妊娠中には必ず検査を受けてください。

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リステリア細菌感染症は、ある種のチーズ、殺菌されていない乳製品に見られます。また、ニワトリ、アヒル、七面鳥などの肉類にも見られ、妊娠中に感染すると、新生児に敗血症や髄膜炎など重症な感染症を起こします。

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感染予防

  1. 肉類などの調理は十分な加熱(肉の中まで)を行う。
  2. 野菜や果物は、食べる前に入念に水洗いし、皮を剥いたりする。
  3. 生肉や野菜、果物を調理した台所用品を手、そしてまな板、流しはしっかりと洗剤と水と、きれいにする。
  4. フェダーチーズ、カマンベール、ロックフォールチーズ、ブリーチーズは食べるのを控えましょう。
  5. 減菌されていない生のミルクや、生のミルクから作られたチーズなどの飲食は避けましょう。

ペットからの感染症

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トキソプラズマに感染した猫の糞尿からの感染で、人にもトキソプラズマ感染が起こります。妊娠中に感染すると、生まれてきた赤ちゃんに目や耳の障害、精神発達遅延などの影響がでる恐れがあります。

感染予防

  1. 猫からの感染を防ぐために、接触はできるだけ控えましょう。
  2. 猫のトイレ掃除は他の人にまかせましょう。
  3. 猫は屋内で飼い、外への放し飼いは避けましょう。生肉を食べていた猫を、新しく家の中で飼うのはやめましょう。
  4. 猫のエサは、缶詰や箱詰めのキャットフードにしましょう。

子どもからの感染症

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子どもからの感染症は、妊娠中のお腹の赤ちゃんに悪い影響を及ぼすことがあります。家族に、幼稚園や託児所、学校に通っているお子さんがいる場合、病原体を持ち帰り、お母さんのお腹の赤ちゃんに感染を起こすことがありますので、注意しましょう。

注意すべき4つの感染症

  • 風疹(三日はしか)
  • 水疱(水ぼうそう)
  • 伝染性紅斑(りんご病)
  • サイトメガロウイルス

風疹(三日はしか)水疱(水ぼうそう)に免疫力がない妊婦さんが感染したりすると、お腹の赤ちゃんの目や耳が不自由になったり、精神的発達に遅れが出たり、流産や早産の原因になったります。

また、妊娠中に伝染性紅斑(りんご病)にかかると、流産や早産、そして死産の原因となることがあります。

さらに、注意すべきウイルスがサイトメガロウイルスです。妊娠中にこのウイルスに感染すると、誕生後、赤ちゃんに学習面での問題が生じる場合があります。感染源の子どもの中には無症状なこともあり、ツバや尿中にサイトメガロウイルスが潜んでいるので注意しましょう

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この様に色んな感染症が原因で、赤ちゃんに大きな影響を及ぼすことがありますので、妊娠中には衛生管理に注意し、うがいや手洗い、マスクの使用を心がけましょう

性交渉からの感染症

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性交渉により多くの感染症が起こります。

注意すべき7つの性感染症

  • クラミジア感染症
  • 性器ヘルペス感染症
  • 淋病感染症
  • 梅毒
  • トリコモナス感染症
  • B型肝炎
  • HIV感染症

お母さんが無症状でも、お腹の赤ちゃんには多くの影響が起こりますので注意しましょう。性交渉時には感染症予防の目的で、必ずコンドームを使用しましょう。

最後に

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多くの細菌やウイルス、感染症から赤ちゃんを守れるのは、ママの感染症に対する知識と高い意識です。「これぐらい大丈夫かな?」の気持ちは捨てて、どうか後悔するようなことだけは無いように…。すてきな妊娠生活を送ってくださいね。

レイカ

 

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